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黙想と瞑想!? 空手におけるマインドフルネスの驚くべき効果とは?

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黙想 瞑想風景 哲学と理念
マインドフルネス
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はじめに

空手道を始めとした武道には、体力や技術だけでなく、心の鍛練が欠かせません。その象徴とも言えるのが、空手や他の武道の稽古の始めと終わりにしばしば取り入れられている「黙想」の時間です。
武道の稽古において、黙想は古くから重要な役割を果たしています。空手道でも、黙想の時間を取り入れることで精神の安定が図られてきました。しかし、この「黙想」と混同されがちな「瞑想」、そして最近注目を集めている「マインドフルネス」との関係について考えてみましょう。
本記事では、これらの要素の違いと、マインドフルネスが空手に与える効果に焦点を当てます。


武道と黙想

前述の通り、空手をはじめとした日本古来の武道の稽古においては、物理的なトレーニングだけでなく、精神面にも焦点を当てることが一般的です。その中で重要な役割を果たすのが黙想です。黙想は、稽古のはじめと終わりに行われ、心の安定や集中力の向上を図るための手段として位置づけられています。この時間を通じて、自己の内面と向き合い、稽古の目的や武道の精神を深めていくのです。


黙想する空手家たち
黙想!?瞑想!?

黙想と瞑想の違い

黙想と瞑想はしばしば混同されることは先に述べてますが、実際この両者はそれぞれ異なる概念です。黙想は、特定のテーマや概念に集中して考えることで心を静め、安定させる行為です。これに対して、瞑想は心を空にすることに焦点を当て、思考を停止させることを目指します。武道においては、黙想がより一般的であり、目的に応じてテーマを設定することがあります。


マインドフルネスとは?

最近、精神の健康やストレス管理に効果的とされる手法として注目を集めているのが「マインドフルネス」です。これは、いわゆる瞑想の一形態であり、「今、この瞬間」に焦点を当て、過去や未来の不安から解放されることを目指します。マインドフルネスは瞑想の一種として位置づけられますが、従来の瞑想とは異なり、特定の目的やテーマに縛られずに行われる点が特徴的です。


空手におけるマインドフルネスの有効性

ここでは「マインドフルネス」が空手道に及ぼす効果についてみていきます。

集中力の向上

マインドフルネスの実践は、集中力の向上に寄与します。空手の技を行う際、瞬時に的確な反応が求められます。瞬時の判断で相手の攻撃を防いだり、一瞬の相手の隙を見逃さず打撃を与えるのには、研ぎ澄まされた集中力が必要です。マインドフルネスは現在の状況に注意を向け、余計な思考から解放されることで、瞬発力や集中力を高める手助けとなります。

ストレスの軽減

武道の稽古は体力的にもそうですが、一瞬の気の緩みから、相手の攻撃を受けて、敗北や大きな怪我に繋がり兼ねないことから、精神的な負荷も大きく、ストレスが蓄積しやすいものです。マインドフルネスはこうしたストレスを軽減し、心を落ち着かせる効果があります。稽古前後に行うことで、心身のバランスを保つことができます。

統一感の向上

空手は決して単なる打撃技の連続ではありません。その技には、体と心が一つになるという深い次元が関与しています。技を行う瞬間、身体の動きが心の集中とリンクし、一つの存在として融合することが求められているのです。空手は体と心を一体化させて技を行う武道です。マインドフルネスの実践により、自己との調和が促進され、統一感が向上します。技を磨くだけでなく、内面の成長も同時に促進されるのです。


マインドフルネスの有効性について まとめ

空手道においてマインドフルネスを取り入れることは、精神面での成長や技術の向上に寄与します。

黙想とは異なるアプローチで、現代のストレス社会において特に有益な手法であるマインドフルネスは、空手ももちろん、他の武道やスポーツの世界に新しい価値をもたらすでしょう。
空手の稽古前後に、たとえ短時間でもマインドフルネスを実践し、その効果を実感してみてください。

マインドフルネスの実践 

実際にマインドフルネスを体感してみましょう。

中村天風の「安定打座」がお薦め

中村天風の足跡

中村天風(1876年7月30日 – 1968年12月1日)は、日本の思想家であり、自己啓発講演家、実業家、ヨーガ行者、大日本帝国陸軍諜報員としても知られています。彼は孫文と親交があり、中華民国最高顧問の称号を持っていました。

若い頃は喧嘩で相手を刺殺し、日清日露戦争では軍事探偵として活動しました。戦後、結核にかかり、ニューソート作家の著作に触発されて渡米し、世界中を旅しました。インドでのヨーガ修行を経て健康を回復し、悟りを得たとされています。

帰国後、実業界で成功を収めましたが、自身の経験と悟りを伝えるために講演活動を開始しました。彼の教えを受けた人々には、松下幸之助など日本を代表する実業家も含まれています。

中村天風は「天風会」を創始し、心身統一法を広めました。その教えは、心身の健康と精神的な安定を促進するための有益な手段とされています。

中村天風の「安定打座」とは?

中村天風 真理へと誘う「瞑想法」入門(「amazon」へリンクしてます)

中村天風の安定打座とは、心身統一法の基本となる瞑想方法です。その特徴は、ブザー音をきっかけに瞑想を行う点にあります。

安定打座を行うには、まず、静かな場所で、背筋を伸ばして、肩の力を抜いて座ります。次に、目を閉じて、鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと吐き出します。呼吸に意識を集中し、呼吸が乱れそうになったら、ブザー音に意識を戻します。ブザー音が鳴ったら、その瞬間に意識を向けます。

ブザー音が鳴るまで、呼吸に意識を集中し続けます。ブザー音が鳴ったら、その瞬間に意識を向けましょう。

マインドフルネスの目的に共通する「今、ここ」に意識を向け続けることで、心が安定し、集中力が高まります。また、ストレスの解消や睡眠の改善などの効果も期待できます。

安定打座の方法

安定打座の具体的な手順は、以下のとおりです。

  1. 静かな場所で、背筋を伸ばして、肩の力を抜いて座る。
  2. 目を閉じて、鼻からゆっくりと息を吸い、口からゆっくりと吐き出す。
  3. 呼吸に意識を集中する。
  4. 呼吸が乱れそうになったら、ブザー音に意識を戻す。
  5. ブザー音が鳴るまで、呼吸に意識を集中し続ける。
  6. ブザー音が鳴ったら、その瞬間に意識を向ける。

安定打座は、初心者でも始めやすい瞑想方法です。


マインドフルネスにおいては安定打座の様に、姿勢や呼吸、環境などは気にしなくてよく、自由です。

下の動画は、安定打座の手法を応用した、マインドフルネスが実感しやすい、初心者にお薦めの音源プログラムです。ぜひ、一度試してみてください。

いかがでしょうか? マインドフルネスを実体験できたでしょうか?
稽古の前後はもちろん、稽古中であってもいいのです。 寝る前、朝目覚めた時などはなおよし、通勤電車の中でも、仕事中であっても、場所を選ばず、ほんのわずかな時間でも、「いま」「ここ」に意識を向けられることが重要なのです。

※参考記事:達磨と空手、その謎のつながりを探る 

      空手における「丹田」の重要性と鍛え方

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